物産展×歳時記・寒露/今節の暦「山頭火忌」

今日は種田山頭火忌でもあります。山頭火没後60年ということでイベントも行われているようです。

自由律の作品で知られる漂泊の俳人種田山頭火が昭和15(1940)年に亡くなりました。

明治15(1882)年に山口県吉敷郡防府町(現・防府市)に大地主の名士の家に山頭火(本名・正一)は生まれました。早稲田大学文学科に進むも病で中退し防府に戻ります。

父の始めた酒造業を手伝いながら、この頃から自由律句雑誌『層雲』の主宰・荻原井泉水に師事して句作を始めました。

数年後種田家の破産をきっかけに妻子と共に熊本に移りますが、相次ぐ家族の死や妻との離婚で酒に溺れるように。周囲の勧めで得度し「耕畝」と改名、熊本の味取観音堂守となります。

その後高千穂・宮崎・延岡・柳川・岩国・徳山・防府・小郡などを流浪しながら松山に落ち着きます。句友に囲まれ一代集『草木塔』を上梓。句会の後に寝込んだまま脳溢血で一生を終えました。

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