物産展×歳時記・立冬/今節の暦「昆布の日」「着物の日」「かまぼこの日」

今日は七五三にちなんで昆布の日、着物の日、かまぼこの日でもあるようです。

昆布の日
七五三のお祝いに、育ち盛りの子どもが栄養豊富な昆布を食べて元気に育ってほしい、また昆布を食べる習慣をつけてほしいという思いから、昭和57(1982)年に日本昆布協会が昆布の日としました。

この時期にその年に収穫された新昆布が市場に出回ることから海からの贈り物として感謝する意味もあるのだとか。

着物の日
七五三では5歳の男児が幼年期から少年になったことを祝い「袴着の祝い」で「袴」を着用し、7歳の女児は「帯解の祝い」として着物のつけ紐を取り帯を結びます。「日本人の心の象徴とも言えるきものの美しさが子供の心に刻まれる」ことから、きものの普及と振興を図って全日本きもの振興会が同会の発足した昭和41(1966)年に制定しました。

昭和39(1964)年の東京オリンピックで訪日した外国人に日本人が民族衣装である着物をほとんど着ていないと指摘されたのがこの日を制定したきっかけだそうです。

かまぼこの日
全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が制定しました。七五三に子供の成長を祝って紅白のかまぼこを祝い膳に載せたこと、永久3(1115)年の祝宴でかまぼこが供されたという最古の記述があることが理由です。