物産展×歳時記・霜降/今節の旬「南瓜」
今節の旬はかぼちゃです。本来はもう出荷のピークも終わりかけなのですがハロウィンを挟むこの節に取り上げてみました。
原産は諸説ありますが、一般にはアメリカ原産とされるウリ科の緑黄色野菜です。17世紀にカンボジアから日本に伝来したため「かぼちゃ」の名が付いたとされます。
夏に黄色い花をつけ、秋が近くなると実を結びます。国産の南瓜の出荷量は9月をピークに6月から10月で多くなります。カロテンやビタミンCのほかたんぱく質や脂肪にも富んで栄養価が高いうえに、長期保存が利くため夏に収穫したものを野菜の少ない冬至に食べる風習があったりもします。
分類学的には当初伝来した日本かぼちゃと江戸末期から明治期に伝わった西洋かぼちゃ(栗かぼちゃ)に分かれます。日本かぼちゃはねっとりとした肉質で煮物に向いています。
一方西洋かぼちゃはホクホクとした粉質な食感が特徴です。西洋かぼちゃは調理法のバリエーションが多いことと、冷涼な気候でも生育するため北海道や東北で大規模に生産されていて、現在では西洋かぼちゃが多く出回っています。ズッキーニもペポかぼちゃという種に分類され、かぼちゃの一種です。
ということで物産展ダイレクトドットジェーピーでもかぼちゃにまつわる商品を何点かピックアップしてみました。
<五島軒>パンプキンパイ
五島軒と言えばパイといわれるほどの名物スウィーツ。
<五島軒>パンプキンスープ
駒ケ岳山麓のかぼちゃを使ったクリーミーなスープです。
<三葉製菓>野菜フレーク(かぼちゃ)
北海道産かぼちゃのフレークです。さらさらとしたフレークは水にすぐ溶けるので、ご家庭でかぼちゃコロッケ、かぼちゃサラダを作ったりするのに便利。離乳食にもお使いいただけますので、北海道物産展では子育て中のママにも大人気。